フード情報教育

トクホって本当に健康になるの?

こんにちは!
KsBASEのスギヤーメンです!

近年増えている「特定保健用食品」は
本当に健康になるのかについて
紹介していきます!

特保

特定保健用食品とは?

そもそも「特定保健用食品」ってなに?となるのですが、
厚生労働省のHPから抜粋すると、

生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品で、消費者庁長官の許可を得て特定の保健の用途に適する旨を表示できる食品です。

上記の通り記載がありますが、承認しているのは
『消費者庁』なんです!

健康に関することなのに?
消費者庁が許可を出す?
不思議ですよね。

特定保健用食品は、有効性・安全性を消費者庁が個別に審査し、
有効性の証明として、査読付きの研究雑誌に掲載されることが
条件となっているみたいです。

試験機関によって関与成分の含有量の分析試験も行われているみたいですが、
特に数値の基準はありません。

つまりこれをクリアできてしまえば
『特定保健用食品』として消費者庁に認められてしまうのです。

さらに、

保健機能の表示は同じでも、関与成分の種類によっては作用機序が異なることもあります。摂取の際にはパッケージやホームページ等で関与成分や作用機序について確認しましょう。

結局はメーカーのホームページでしっかりと確認してねって感じで人任せなんです!

と言うことで、
ある商品で実際に調べてみました!

内臓脂肪を減らすヨーグルト

あるメーカーのホームページで内臓脂肪を減らすヨーグルトの商品ページをみてみました。
研究の結果では、

12週間で1日1個このヨーグルトを食べたグループと
プラセボのヨーグルトを食べたグループの比較で、
5cmも内臓脂肪の面積が減ったそうです!

すごいと思いますよね?

でもよくある質問で
「このヨーグルトは体脂肪を減らす機能もありますか?」
という質問の回答欄には、

内臓脂肪は低下しましたが、体脂肪は1%未満増加したそうです。
プラセボのヨーグルトを食べたグループも同様に増加したそうですが、
内臓脂肪の面積が減っているにも関わらず体脂肪が増加するという
よくわからない結果になっているんです。

さらには小さい文字で「内臓脂肪と皮下脂肪を合わせて体脂肪という」と書いてあります。
内臓脂肪が減っても皮下脂肪が増えたって事も考えられますね。
謎は深まるばかり、、、

つまり消費者庁の許可もどんなものなんでしょうとなってしまうのです。
それらしいことを書いておけば審査に通ってしまうのでしょうか、、、

まとめ

全ての特定保健用食品を調べたわけではないので
全て悪いわけではありませんが、
こういう現実があることも知っておくといいかもしれないですね。

企業はものを買って貰わない事には利益がでないので
いろいろな手を使って販売をしてきます。
企業の狙いは人々に健康になって欲しいのではなく
ものを買って欲しいのです。
添加物のことでも書いていますが、
すぐに人体に影響が出るわけでもないので
この食品が原因で病気になったとも言えないので
企業側は禁止にされることもありません。
添加物については健康になりたければ〇〇をやめろ!!をご覧ください。

人間の体は食べ物でできています。
自分が普段何を食べているのかしっかりと確認してから
摂取するようにしましょう!

KsBASEでは本質的な食事とトレーニングで
健康になる体作りを指導しています。
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